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中学生

2020.12.19

Vnet編集部

【鹿児島県/理科】公立高校入試傾向解説(2021年度入試用)

このページでは、2021年度の鹿児島県公立高校入試に向け、理科の傾向と対策についてまとめています。学習塾の監修による確かなデータと分析をもとにまとめられているので、2021年度入試を受験する生徒は要チェックです。

 

※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。

2021年度入試の出題範囲について

まず2021年入試の学力検査の出題範囲については、範囲を変更している県もありますが、鹿児島県は例年通りとし、出題範囲から除外する単元はないと発表されています。過去問や類似問題を解き、しっかりと対策をしましょう。

平均点の推移について

まずはじめに平均点の推移から見てみましょう。
鹿児島県立高校入試の理科は2018年度の平均点50.6点をピークに、ここ2年は難化傾向が続いています。2020年度の平均点は43.0点となり、過去5年間で一番難しい試験となりました。

問題構成と配点について

次に問題の構成について見てみましょう。
鹿児島県の理科の入試は大問が5つあります。大問1は4分野から構成される小問集合、大問2から大問5が生物、地学、化学、物理の各分野から出題されます。各大問とも18点ずつの合計90点満点のテストになっています。大問2から大問5までは、生物、地学、化学、物理の各分野より出題されます。ただし、2番から5番までの各分野の出題順は年度により異なります。2020年度は地学→化学→生物→物理の順番でしたが、2021年度は変わる可能性が大です。注意しておきましょう。

次に出題形式を見てみましょう。ご覧の通り、選択問題が全体の1/3以上にあたる31点と非常に多く出題されています。またその他の出題形式からもバランス良く出題されているのが特徴と言えます。鹿児島県は文章記述の問題が難しい傾向にあります。また、実験や観察を絡ませた問題が多いので、実験をする上での注意点や結果などもよく確認しておく必要があります。

まとめ

ここまでの内容をまとめます。ポイントは2つ。

4分野から均等に出題される

中学1年生から3年生までの物理、化学、地学、生物をまんべんなく学習しておく必要があります。

問題文のボリュームが多い

文章を読み取ってから問題を1問1問を解いていくのに時間がかかります。時間配分に気をつけ、1つの問題に時間をかけ過ぎないように注意しましょう。

今後の勉強法について

用語の暗記は必須!

教科書や参考書に載っている太文字の語句はしっかりと書けるようになっておきましょう。

用語は説明までできるように

用語はただ暗記するだけでなく、きちんと説明できるようになっておきましょう。その知識は記述問題でも役立ちます。

計算問題は公式を使えばクリアできる

計算問題の中で、教科書に出ている公式はどれも出題される可能性があります。そのまま当てはめるものが中心ですが、応用問題にも対応できるよう、その公式は何を導き出すためのものなのか、その意図まで理解しておくようにしましょう。

出題パターンは限られている

理科は、中1、中2、中3でそれぞれ物理、化学、地学、生物の合計12分野がありますが出題パターンは限られています。植物なら光合成の実験、蒸散の実験などの決まったものが出題されるのです。それが全部で90パターン程度あります。1日1パターンをマスターしていったとしても、12月から始めれば入試には間に合います。計画を立ててしっかりと学習しましょう。

テスト当日の実践項目

最後に入試本番で実践するべきことをご紹介します。

空欄は作らない

設問と選択肢はよく読む

問われている内容に正確に答える

化学式で書くところを「名称」で書いてしまうと不正解になります。わかっただけで安心せず「答え方」を確認して解答する習慣を身につけるようにしましょう。

※この記事は「個別指導の明光義塾」および福岡の学習塾「エディナ」の調査・分析と監修のもとで書かれています。

 

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