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2021.2.19

Vnet編集部

【沖縄県/理科】公立高校入試傾向解説(2021年度入試用)

このページでは、2021年度の沖縄県公立高校入試に向け、理科の傾向と対策についてまとめています。学習塾の監修による確かなデータと分析をもとにまとめられているので、2021年度入試を受験する生徒は要チェックです。

 

※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。

2021年度入試の出題範囲について

学校休校やカリキュラムの遅れの影響を踏まえ、2021年度沖縄県公立入試の理科では「科学技術と人間」「自然と人間」という2つの単元が試験範囲から除外されることが決まっています。しかし、勉強方法やテストの配点などには変更はありませんので、例年通り受験対策を進めていけば問題ありません。


出典:沖縄県教育委員会ホームページ『県立高等学校入試関連情報』
https://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/nyushi.html

平均点の推移について

理科の平均点の推移を過去5年間で見てみましょう。
2017年度の平均点は高めの32.8点でしたが、翌2018年度は極端に下降し、それ以降およそ25点前後をキープしています。
ちなみに、2017年度の入試では選択問題での穴埋め、短答形式、各解問題が多く、さらに普段難化する物理、化学分野での得点率が高かったことで全体の平均点が上がりました。逆に2018年度には選択問題の配点が10点分以上下がり、文章記述の出題が増えたため平均点が大幅に下がりました。それ以降、およそ25点平均で推移しており、2020年度は24.2点でした。

問題構成と配点について

沖縄県の公立高校入試では、毎年必ず大問が8つ、物理、化学、生物、地学から各2題ずつ出題され、それぞれの分野で合計15点ずつの配点となっています。出題順序は決まっておらず、毎年入れ替わっているのも特徴です。

しかし、計算問題も選択肢から選ぶ問題が多いため、暗記分野を軸に公式をしっかり覚えて使えるようにしておくことで得点しやすくなります。

出題形式について

表の通り、選択問題が非常に多く出題されています。2018年度を除いて、選択問題の配点だけでおよそ半分あるのが特徴です。
計算問題は年度によってばらつきがありますが、教科書に載っている公式をそのまま使えば解ける問題が出ます。語句や化学式といった知識を問う問題も比較的出やすいと言えます。
文章記述と作図の配点は多くありませんが、実験の目的や手順を問う問題が出題されるので押さえておきましょう。

今後の勉強法について

今後の勉強法についてです。

暗記を確実に

基礎知識の確実な暗記が必要です。用語については説明できるようにしておくと、先ほどのようないろいろな問題に対処できます。

実験、観察を題材にした問題が多い

実験の目的、手順の理解はもちろん、グラフ・表の読み取り、図などは自分で書くだけで効率良く理解・暗記できます。

公式を覚える

計算問題の対策は、まずはとにかく公式を覚えることです。教科書に出ている公式はどれも出る可能性があります。そのまま当てはめる問題が中心ですが、応用問題が出た時のために、公式の成り立ちや意図を理解しておくようにしましょう。

テストでの実践項目について

空欄は絶対に作らないこと

問題文と選択肢はよく読むこと

問題文と選択肢はよく読むこと

記述問題は少ないですが、化学式で書かなければならないところで名称を書いたり、誤ったものを選ばなければならない問題で正しいものを選んだりと、小さなミスでの失点が最終的に大きな差になることもあります。最後まで集中力を切らさず、1点を大切に、見直しを怠らない習慣もつけておきましょう。

※この記事は「個別指導の明光義塾」および福岡の学習塾「エディナ」の調査・分析と監修のもとで書かれています。

 

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