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中学生

2021.3.19

Vnet編集部

【長崎県/数学】2021年度公立高校入試”速報”~塾の先生が分析~

2021年3月9日(火)・10日(水)に実施された長崎県公立高校入試(2021年度)の出題内容に関する分析を速報でお知らせします。より詳細な分析は追って公開します。なお、記載の内容は、福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部が調査・分析・監修をしています。新受験生にとって有益な情報です。ぜひ確認しておきましょう。

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大問構成と配点

ここでは過去2年間の入試と比較しながら、大問構成と配点について見ていきましょう。

出題傾向の変化

大問1が10題で、昨年までのA問題に近い傾向だった。昨年大問6で出題されていたダイヤグラムの問題が出題されず、代わりに新傾向問題が登場した。

大問別出題傾向

大問1 小問集合

設問数10問、配点30点。昨年と比べ同レベル。
標本調査に代わり、連立方程式が出題された。作図が2題出題されている。

大問2 資料の活用・規則性

設問数6問、配点16点。昨年と比べ同レベル。
資料の活用は相対度数、平均値を求める問題に加え、2つのデータを比較する問題が出題された。内容は一般的なものばかり。規則性はカレンダーの囲まれた数の関係を会話式の誘導に沿って解く問題が出題された。こちらも内容は一般的なものだった。

大問3 関数y=ax2と図形

設問数5問、配点13点。昨年と比べ同レベル。
昨年とほぼ同じような内容だった。点の座標、変化の割合、三角形の面積は昨年同様で、変域の問題が追加された。

大問4 空間図形

設問数4問、配点12点。昨年と比べ同レベル。
昨年は四角すい、今年は円柱+円すいでの出題。問1、問2は側面積や体積を求める問題。問3、問4は円柱と円すいを合体された問題だった。

大問5 平面図形

設問数5問、配点15点。昨年と比べやや難化。
図形の証明は合同に変わった。問4(2)は難しい問題だった。

大問6 新傾向問題

設問数5問、配点14点。出題内容が変更となり、昨年よりは易化した。
読解力と思考力が必要となる問題だった。特に問3(1)までは落ち着いて考えれば、そこまで難しい内容ではない。

講評

形式・レベルともに例年とあまり変わらない内容。除外範囲が少し多かった分、新傾向問題などが出題された。基本~標準レベルの問題が多いので、ミスをせず確実に正解することが大切だ。上位校を目指すには、図形の応用問題や新傾向問題での得点が必要となる。

※このページに記載の情報は福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部の分析をもとに作成されています。

 

 

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